昨年末に価格を上げたにもかかわらず、再度4月に価格を上げました。

お客様には大変ご迷惑をおかけして申し訳ございません。4月は商品規格を変えることで実質値上げさせていただいております。

今回箱の大きさと中身の量で価格の調整をしています。ばれないように上げてるみたいですが、違うんです。

おがたエッグファームは農場店舗と自動販売機でたまごを販売しています。自動販売機は24時間営業しているので、仕事帰りに買える、家の近くにあって助かる、などなど言っていただきます。

この自動販売機が1,000円以上の商品になると、おつりがでないなどいろいろ不具合が出て、お客様にご迷惑をかけてしまうので、1,000円という価格が変えたくないのです。

考えて考えて量を少し減らすことにしました。 実質値上げです…。 　昨年末ぐらいから、ニュース等で話題になることの多いたまご。

今までこんなに注目されることはなかったのに…。「たまごが足らない。」「価格が高くなっている。」などなどみなさんも耳にされることが多いと思います。

たまごに関わって昨年からいろいろなことが起きています。まずは飼料の急激な値上がり。倍近く上がっています！

私たちは、にわとりの健康を1番に考え、えさを厳選しているので、価格を上げない代わりに、えさの質を落とすなんてことは絶対できません。今まで通りえさには妥協しません。

ただ、地元の飼料米を使うなど工夫もしています。スーパー等のたまごが高くなっているのは、飼料代の高騰だけでなく、大規模養鶏場で鳥インフルエンザが多く発生したためです。

流通するたまごの量が少なくなってることで価格が上がっているのです。 時々、「たまごが少ないんでしょ？」と心配される方もいますが、大丈夫です！うちのにわとりさんたちは毎日元気にたまごを産んでくれていますので、たまごの量はいつも通りです。 　

最近お客様から「値段上げなくて大丈夫ですか？」とよく言われます。先日もそう言われて「価格は変わらないけど、量を減らしてます。すみません…」と答えると、「よかった～安心した。ここのたまごやさんがなくなると、うちは本当困るのよ、ここのたまごしか食べきらんけん。」と言われました。

「どんどん上げなっせ！」とまで。とてもありがたいと思いました。もちろんどんどん上げはしませんが、価格でお客様に負担をおかけする分、今まで通りの美味しいたまごをお届けできるようスタッフみんなでがんばります！ 　

農場でしか売っていない親鳥の肉おすすめです！

たまごを産み終えたにわとりさんたちの肉を親鶏の肉と言います。2年弱、いいえさを食べてたまごを産んできたにわとりさんの肉は、肉質はしかりいていて味があります。

5月はバーベキューにいい季節。 炭火でさっと焼くとおいしいですよ。農場には、食べ方に合わせていろいろな大きさがあります。

詳しくご紹介します。300g入りです。

胸モモ各1枚ずつ

お好みの大きさに切ってお使いください。表面を軽くあぶってたたきにしてもおいしいです。

切り身（胸ももまぜまぜ）

大きめに切ってあります。バーベキューやフライパンでさっと焼いて塩胡椒で食べるのにいいです。

角切り（胸モモまぜまぜ）

小さめに切ってあります。炊き込みご飯に最適です。筑前煮やのっぺい汁などにも。しっかり味が出るのでおいしいです。

ミンチ

荒引ですのでフードカッターで細かくしてもおいしいです。肉団子スープ、キーマカレー、そぼろなどにいいです。

その他

せせり、鶏皮、無添加チキンソーセージなど

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農場日々のこと

農場店舗の前に立て黒板を置いています。私が気まぐれに書き換えています。

この黒板足は折れてしまっているし、黒板の面がざらざらで書きにくくなっているし、そろそろ買い換えたらと皆さんには思われているのかもしれません。

でもこの黒板にはいろいろ思い出があって、捨てられずに使い続けています。私が仕事を辞めて養鶏場を手伝い始めたとき、お客様に農場のことを知らせるものがないかと、この黒板を手作りしました。

そのころ小学生だった娘と一緒に。出来上がった黒板に農場の些細なことを書いて入り口に置いていました。

もう10年以上前のことです。この黒板をきっかけにお客様と会話できたり、農場のことを知ってもらったりと今になって考えるとたまご日和の前身みたいなものですね。

修理しながら長く使っていきたいです。（早く修理しなくっちゃ！！）