にわとりのたまごはなぜこんな形なんでしょう??
2022.02.01
- たまご日和
たまごを両手で包むように持つと、なんだかほっと落ち着いて、癒される感じがしませんか?これが産み立てだと、ほんのり温かくて、何とも言えなくやさしい気持ちになれます。
たまごを食べるのはもちろん好きですが、たまごを眺めたり触ったりするのも好きです。(なので、たまごに囲まれて仕事ができて幸せです!) 毎日見ていて当たり前のようになっていますが、たまごってよく見ると不思議な形ですよね。
ボールのように球形でもよさそうなのに・・・。なぜ、片方がとがった楕円形をしてるのでしょう??・・・と思ってちょっと調べてみました。
すると、実に奥が深く生命の不思議が隠されていることに、感動しました! 今回はたまごの形についてです。
形のヒミツ、一つは転がらないようにだそうです。確かに球形だと産み落とした ら、コロコロ転がってしまいますよね。でも、先が尖った楕円形だと、振り子のように左右に揺れながらゆっくり止まります。
鳥類は特に、産み落とした後、孵化させるまで大切に面倒を見るため、親鶏から離れないようにあの形になっているのだそうです。例えばペンギンなどはさらに過酷な環境でたまごを産むので、にわとりのたまごより尖った形でさらに転がるのを防いでいるのだそうです。
命をつなぐための工夫ですよね。他の鳥類はどうでしょう。実に様々な大きさ形があります。大きさはその鳥の個体の大きさでしょうが、形の違いはというと、飛ぶ能力の進化によって変化したそうです。
高い飛行能力を持つに従って、体が流線形になり、それに伴ってたまごが細長くなっていったという研究論文もあるようです。にわとりさんたちが再び空を飛ぶように進化したら、たまごは今より細長くなりますね。
でも、そうなったら、あちこちに行ってしまって、毎日たまごが拾えなくなりますね。それは困りますので、今まで通りのにわとりさんたちでいてほしいです。
たまごの形一つにもいろいろな工夫や進化の過程があって面白いですね。次にたまごを食べるときは、割る前にちょっと思い出してもらうと、いつもより楽しく食べられるかもです!
寒い時こそ、かぜ予防にたまご
1月20日は大寒でした。「大寒たまご」食べられました か?昔からの風習や言い伝えの中には、科学的根拠とピッタリ合っているものが多いです。
「大寒たまご」もそうで、卵白に含まれるリゾチームや、カラザに含まれる シアル酸が炎症を抑えたり、ウイルスや細菌に感染するのを防いでくれたりします。
ですので寒い時にたまごを食べることは理にかなっています。今みたいにたまごが手軽に食べられなかった時代、せめて1年で1番寒い大寒の日に健康を願って贅沢にたまごを食べたのでしょう。コロナにも効果があればいいですね!
農場日々のこと
あまり言ったことありませんが、緒方エッグファームのオメガ3たまごは、東京の有名なシェフにも使っていただいています。あさイチなどにも出演されている秋元さくらさん。テレビで見る通りの明るく素敵な方です。
緒方エッグファームの農場にも来ていただいたこともあります。秋元さんのお店は日比谷ミッドタウンにあるモルソー。
こちらのお店のオムレツに使っていただいてるのですが、これが本当においしくて、オムレツの上にうすーくスライスしたふわふわのチーズがのっています。トロトロのたまごにふわふわのチーズ。
あ一食べたくなりました! コロナが収まって、何も気にせずおいしいものを食べに行ける日が早く戻りますように!
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