双子たまごちゃんはどうしてできるの?
2023.10.01
- たまご日和
双子たまごは専門用語でいうと「二黄卵」(におうらん)と言います。時々お客様から「この前買ったたまごに、黄身が2個入っているのがあって、うれしかったです!」 という報告があります。
よくわかります!「なんか得した気分、いいことありそう。」と思いますよね。学校にたまごの話しをしに行くことがあるのですが、子どもに双子たまごを見せたりすると、とても喜んでくれます。大盛り上がりです!
・・・では、 この双子たまごちゃんどうして産まれるのでしょう。(今までも何度か、たまご日和でお 伝えしたことがあるので、知っている方も多いでしょうが、またまた教えちゃいます!)
にわとりさんは1日に1個たまごを産みます。(これ意外と知らない方も多いです!) にわとりの体の中にたまごの素(黄身)があって一日1個放卵されます。 その黄身が卵管を通っていくときに白身ができて、殻ができて産まれてきます。
にわとりの体内で24~25時間かけて毎日たまごを作っています。産卵時間は少しずつずれていって夕方近くに産むようになると1~3日休みます。
そしてまた朝産むようになるそうです。ただ、若い産み初めのにわとりたちはまだこのサイクルがうまく整っていないので、1日に2個放卵してしまうこともあるのです。それが双子たまごになります。
双子たまごもよく見ると2種類あって、黄身がくっついているときと離れているときがあります。くっついているのは同時に黄身が放卵された時で離れているのはちょっと時間差があったのかなと思います。(これは私の推測です。)
今度双子たま ごに出会ったときはちょっと観察してみてくださいね。ですので、初卵(若鶏の産み初めのプリプリのたまご。人気です!)が出ているときは、大玉や普通のたまごの中に双子たまごが含まれることが多いです。
とは言っても、1000個に1~3個ぐらいの割合しかない貴重なたまごです。 しかも若いにわとりさんにしたら、いつも小さいかわいいたまごを産んでいるのに、倍ほどある大きいたまごを産むので、私なんか出産を思い出して、がんばったね! と声をかけたくなります。
出会った皆さんが幸せな気持ちになれる双子たまご。産んだ若いにわとりさんたちも喜んでいるでしょうね!
またしばらくお外に出られないようです
昨年から今年の始めにかけて、鳥インフルエンザが大流行しました。今年は流行しませんようにと願うばかりです。
外に出て遊ぶにわとりさんたちの姿には癒されます。飛んだり走ったり、砂浴びをしたり・・・本当にかわいいです。 雄鶏の立ち姿はかっこよく惚れ惚れします。
鳥インフルエンザの予防のため10月からは外に出せなくなりました。(泣)寂しいですがにわとりたちを守るため。仕方ありま せん。
ただ近くに行くと中で過ごす様子は見られますので、買い物ついでに覗いてみてください。また、来年の春に外で元気に遊ぶにわとりたちに会うのを楽しみに!
農場近くの自動販売機を移転しました
辻久保の自動販売機は、諸事情で9月末に移転をしています。 移転先は辻久保交差点をそのまま大津方面へ直進、次の信号を右に曲がったところ「みどり館」の手前 です。
今まで同様ご利用いただきますようお願いします。
農場日々のこと
先日お客様が来られて、「このたまごは今日産まれたたまごですか?」と聞かれました。 おがたエッグファームはその日に産まれたたおたんじょうびまごを、その日にお届けしているので「はい。そうです。」とお答えしました。
「じゃあこれください。誕生日にお友達にプレゼンします。」と言われました。お友達の誕生日と同じ日に産まれたたまごをプレゼントしたいのだそうです! 素敵だと思いませんか!
毎日たまごが産まれる中にいると、思いつきもしないですが、いいですよね。 自分の誕生日に、誕生日生まれのたまごを食べる、なんだかとてもいい一年になりそうです。
お友達を思う気持ちから生まれた「誕生日たまご」皆さんもいかがですか。
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自然豊かなこの地で、大切に育てられたこだわりのたまごと加工品を是非お楽しみください。
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