先日、友人からオメガたまごのこともっと宜伝したら・・・と言われました。確かにまだまだ、 どんなたまごなのかご存じない方も多いかもしれません。

「オメガ3脂肪酸が豊富に含まれるおいしいたまご」というだけではない、もっと深い意味があるたまごなんです。 オメガたまご作りに取り組んだのは15年ほど前。

そもそも、おがたエッグファームがどうしてオメガたまごを作ったのか?オメガたまごに取り組むまでも、お客様においしいと喜んでもらえるたまごを作りたいと、えさにいろいろなものを与えたり、環境をよくするために鶏舎内の設備をととのえたりして、たまごをプリッとさせるにはどうしたらいいのか、濃厚な味わいにするにはどうしたらいいのかと日々考えていました。

他の養鶏場を見に行ったり、他のたまごを食べてみたり・・・どこもえさにこだわってたまごを生産されていましたが、なかなかこれだ!と思うものに出会えなかったのです。

そんな時に縁あってフランスの畜産関係の研修に参加しました。 目からうろこでした! これだ!と思いました。

私たちが大切にするべきものは「にわとり」なのです。にわとりが本当に健康であるかしっかりとした基準をもって確認する。牛や豚その他の家畜についても同じでした。

「家畜が健康であれば、それが生み出す食べ物は、おいしく人の体にいいにきまってる。」フランスではそのような考えのもと畜産物を生産していました。

特に畜産が盛んなブルターニュ地方では飼料の油脂成分に注目して、国も認める健康の基準を作り、その基準に合ってるか定期的な分析を行い認証していくのです。すごい!と思いました。

通常の配合飼料には魚粉などの動物性飼料が含まれているのですが、そもそもにわとりは魚を食べないですよね。フランスのすごいところは家畜が食物連鎖の中で自然に食べていたものを飼料として食べさせるべきと考えるところです。

にわとりは昔の庭先で飼われていた時は、草をついばみ、種をついばみ、時にはミミズも食べていたのかな。確かに魚や肉は食べてなかったですよね。だったら、本来食べていたものを食べさせましょう!

さらに亜麻の種(亜麻仁油の素)のように豊富なオメガ3脂肪酸を含む植物の種は、にわとりをさらに健康にしてくれることがフランスの農業関係の研究所の研究で実証されています。(その施設も見に行きお話を聞かせていただきました。)

この亜麻の種は牛に与えると、出産回数が増えたり、お乳の量が増えたり、さらに「げっぷ」が減ることで二酸化炭素が減らせるカーボンニュートラルの取組になるそうです。(現地の酪農家さんピエールさんが熱く語ってくれました)

豚は肉質がよくなるそうで、パリの高級スーパーで販売されていました!おがたエッグファームの「オメガたまご」 「オメガ平飼い有精卵」を産んでくれているにわとりさんたちはこの亜麻の種を食べています。

ですのでたまごにオメガ3脂肪酸がたくさん含まれるのですが、私たちの思いはにわとりを健康にしたいという思いで食べさせているのです。・・・・もっと詳しく知りたい方は、社長が熱く語ってくれますので遠慮なくどうぞ! だだ若干熱苦しいかもですが(笑)

にわとりの健康から生まれたオメガたまご。 このたまごを食べることで食べる人も 健康になってほしいと願っています!

自転車とたまご

一日にたまごを2個食べようという「たまごニコニコ大作戦」というキャンペーンがあります。(私は今年は1日4個食べる「たまごヨシヨシ大作戦?!」というキャンペーンを個人的にやっております。

一年やってみてどうだったか は、年末にお知らせします。) 「たまごニコニコ大作戦」のイベントを2月17日土曜日に計画しています。おがたエッグファームを出発し熊本市内まで自転車で走ります。 新市街でたまごを配ります。

・・・というとなんてことないイベントですが、自転車で走る10名ほどのメンバーがみんなレースに出るようなプロ級! 並んで走る姿はかっこいい!(私も走る予定ですが、きっと並べません。だいぶん遅れて走ります。)

「疾走するたまご」に見えるようポンチョを着ます。途中での補給食はもちろんゆで卵!新市街ではゲリラ的にたまごを配ります! そして、また颯爽と帰っていく。

どうなるかワクワクドキドキですが、見かけたら写真を撮ってSNSに上げてくださいね! そして、みなさんも1日2個のたまごでニコニコ元気に過ごしましょう。(私は4個・・・)

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農場日々のこと

農場には「かぐや姫文庫」という小さな絵本図書館があります。地域のボランティアメンバーで作った文庫です。

たくさんの人たちに利用してもらえてとてもうれしいです。 たまごの買い物についてきて、 真っ先に絵本のコーナーに行ってくれる子、絵本を読むのに夢中になってなかなか帰ろうとしない子、嬉しそうに借りて帰ってくれる子。

そんな子どもたちのようすを見るのが大好きです。そろそろ新しい絵本を入れたいなーと計画中です。もちろん、大人の方のご利用も大歓迎です!