たまごのことはいろいろ皆さんにお伝えしますが、そういえばお肉のことってあまりお話をしたことがなかったです。緒方エッグファームの農場店舗では鶏肉も販売しています。

はじめからとり肉も販売していたのではなく、10年ほど前から販売をしています。約1年半、健康を第一に考えて大切に育てたにわとりさんたち。

「毎日いいえさを食べてきたのだからおいしいはず!」と思い販売を始めました。たまごは毎日産まれます。ですので私たちは、にわとりの日々の健康状態にとても気を使います。

よりストレスのないように環境を整え、餌にこだわり、そうすることでおいしいたまごが産まれます。逆に言いますとたまごがおいしいということは、それを生み出すにわとりの状態がとてもいいということです。

ここで一つお伝えしないといけないことですが、スーパー等で販売している鶏肉とたまごを産む鶏の肉は、育て方、肉質、味わい等全く違います。たまごを産むためのにわとりは、自然に健康に育つので、鶏肉本来の味わいがあります。

昔は、田舎の家にはどこも、庭先ににわとりが数羽いて、にわとりとともに暮らしていました。地域で行事があるとき、親せきが集まるときなどそのにわとりを絞めて炊き込みご飯や、筑前煮、炭火で焼いて食べたりしていたそうです。

私も昔、地域の祭りでうちの農場のにわとりを提供して絞めてもらい、大きな釜で作った炊き込みごはんを食べたのですが、これは本当においしかったです!

絞めたてのにわとり(という言い方でいいのでしょうか㾗)の美味しさに衝撃を受けました!やわらかい鶏肉と違い肉質がしっかりしていて、よく出汁がでます。

炊き込みご飯、のっぺい汁、鍋・・・本当においしくなります!
おいしいからと販売を始めた鶏肉ですが、私たち生産者には、最後までおいしく食べてあげたいという思いがあります。

毎日おいしいたまごをありがとう!その思いがあるから、たまごを産まなくなったからさようならではなく、感謝の気持ちも込めて、おいしく多くの人に食べてもらいたいと思うのです。

なので、鶏肉を多くの方に買っていただけるようがんばります!にわとりさんたちのためにも、おいしい鶏肉を知ってもらうためにも。是非1度食べてみてください。

1番のおすすめは炊き込みご飯です。うちの母が昔から作っていた秘伝のレシピを紹介します。炒めて炊くのでしっかり味が染みます。もちろん日頃作られる炊き込みご飯のお肉を変えるだけで、味わいが変わると思います。

おいしいたまごをありがとうという思いを込めておいしく食べてあげてください。

自販機のレジ袋についてのお知らせとお願いです

2020年の7月から始まったレジ袋の完全有料化。レジ袋の有料化がなぜ始まったかというと皆さんご存知の通り、環境問題の解決のためです。

店舗では一人一人に確認して、袋が必要な方にはお金をいただいてお渡ししています。自販機は確認ができないのでどうするか。置かないと必要な方が困ってしまいますし、自由にとれるようにすると、プラスチックごみ削減に協力できません。

いろいろ考え検討して今のような形にしました。レジ袋を自販機の商品一つひとつに付けてはいますが、必要ない方はそのまま置いていただいて大丈夫です。

必要な時は、お金を入れる箱に入れていただき、持って帰ってください。おつりがお渡しできませんので2回分まとめて払っておくとか、次回一緒に払うとかお任せします。

以前は何も考えずにもらっていたレジ袋ですが、有料化になることで、レジ袋をもらわなかったり、エコバックを持ち歩いたり、環境を守るために微力ですが貢献しようと思うようになれたのはよかったと思います。

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