にわとりさんのことをもっと知ってほしい

2019.04.01

  • たまご日和

緒方エッグファームでは、平飼いで300羽ほどのにわとりを育てています。自由に動き回れるのと、雌鶏10羽に1羽雄鶏がいるので、にわとりさんたちはストレスなく伸び伸びと育っています。

栄養価も高く、濃厚な味わいです。もちろん食べるためのたまごですが、オスも一緒に飼っているので有精卵です。

孵卵器などできちんと温めると、ひよこが生まれます。農場では孵化させることはないのですが、にわとりがたまごからどのように成長していくのか、意外と知らないですよね。

今回はおいしいたまごを産んでくれる、にわとりさんの一生を知ってもらいたいと思います。

にわとりの一生

(産卵用に品種改良されたにわとりはたまごを温めないので、孵卵器に入れます)

● 孵卵2日目・・・孵卵器に入れると発育が始まります。2日目には心臓ができて動き始めます。

● 孵卵10日目・・・骨格、脳、呼吸器などが形成され、大きな目やくちばしなども発達します。

● 21日目に孵化・・・いよいよ、ひよこの誕生です。くちばしで卵の殻を破って出てきます。体重が40グラムほど。やわらかい初生羽毛に包まれていますが、体温の調整ができません。

● 孵化後30日・・・産毛の下から若羽が生え、尾羽も伸びてきます。にわとりの姿に近づきます。

● 孵化後60日・・・食欲が旺盛になり、筋肉や骨格がよく発達してきます。体重は700gほどです。

● 孵化後150日・・・体重は1600グラムほどで、大人のにわとりなってたまごを産み始めます。一日一個毎日産みます。2年目ぐらいからは産卵も徐々に減って、7~8年で停止します。寿命は10年~15年です。

毎日毎日お世話になっているにわとりさん。知れば知るほどすごいなと思います。

温めるだけでにわとりになるたまご。成長の早さも驚きですし、10年以上生きることもびっくりします。

農場で飼えるのは2年弱ほどですが、にわとりさんたちへの感謝を忘れずに、健康でおいしいたまごを産んでもらえるよう、ますます頑張らなくてはと思いました!

バーベキューにいい季節になりました

暑い夏のバーベキューもいいですが、さわやかで気持ちよく過ごせる4月5月は外でおいしい肉を焼いて、ビールを飲む!いい季節です。そこで登場!鶏肉とソーセージ。

親鳥の肉は地鶏と同じで、しっかりとした肉質で味わいがあります。炭火でさっと焼くととてもおいしいですよ。チキンソーセージもおすすめです。

農場だけで販売していますので、まだおいでになったことのない方、お肉を買いにちょっと足を運んでみませんか。

もちろん、たまごもあります!にわとりさんたちが「コケコッコー!」とお出迎えしてくれますよ。

農場日々のこと

先日お店を閉めて帰ろうとしていると、お客様が500円のたまごを持って来られました。「木原野の自販機で1000円入れてたまごを買ったら500円のが二つ出てきて、おつりの500円も出てきたので、たまごは返しに来ました。」と言われました。

「持ってかいられてもよかったのに、わざわざすみません!」と言うと、「そんなして手に入れたたまごを食べてもおいしくないですよ~。」と笑顔で言われました。

一緒にお孫さん二人を連れてこられたのですが、こんなおじいちゃんの姿を見て育ったらいい子になるだろうなと思いました。そして、正直であることは素敵だなーと思いました。

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