にわとりはなぜ飛べなくなったの?

2022.03.01

  • たまご日和

お客様から、次のたまご日和に「にわとりがなぜ飛べなくなったのか、書いてほしい!!」と強いご要望をいただきましたので、今回はそのことを書こうと思います。

にわとりの先祖は東南アジアに住んでいる「セキショクヤケイ」 と考えられています。 セキショクヤケイも大昔のにわとりも、空を飛ぶことができていたようです が、ほかの鳥に比べると、もともと、飛ぶことがあまり得意ではなかったそうです。

そしてこの鳥は、肉やたまごがとてもおいしいので、少しずつ人が飼育するようになりました。人に飼育されると天敵に襲われる心配もなくなり、飛ぶ必要がなくなります。

さらにえさを与えられることで、筋肉や脂肪がついて、ますます飛びづらい体のつくりになったそうです。人がにわとりを飛べなくしてしまったようです。・・・

が、 にわとりさんにしてみれば、安心して暮らせて、おいしいものを食べさせてもらって、もともと飛ぶのは苦手だな~と思っていたので、ちょうどよかったのかもしれませ ん。Win-winの関係です!

ペンギンやダチョウも飛べなくなった鳥ですが、ペンギンやダチョウは、体の構造自体が飛べない構造になってしまっているのに対して、にわとりは体重が重いという他は、翼の構造や翼を動かす胸の筋力など、飛ぶのに必要な構造が、最低限備わっています。

なので、全く飛べないわけではなくて、低い高さで、数メートル飛ぶこともあります。そして、にわとりは、飛べない代わりに、結構早く走れます。

緒方エッグファームの平飼いのにわとりさんたちは、 まさしくその通りで、よく走りますし、翼をバ タバタさせて飛んでいます!今は鳥インフルエンザが心配で、外には出られませんが、 4月後半あたりにはそんなにわとりさんたちのすがたが見られるかな〜と思います。

にわとりさんたちが空を飛べなくなったのは、私たち人間とにわとりさんたちが仲良くなったからですね。私たちは、にわとりさんたちを健康に気持ちよく過ごせるように大事に育て、にわとりさんたちはお礼に、おいしいたまごを毎日産んでくれる。

そんないい関係がずっと続くんでしょうね。 そしたら、本当に、別に飛べる必要はないですよね! にわとりさんこれからもよろしくね。

すみません 4月1日よりプリンを値上げします・・・

たまごをいろいろな形で楽しんでほしい、味わってほしいという思いで作り始めたプリン。 13年ほど前の話です。

たまご以外の材料を考えて、配合を考えて、試作して・・・あえてバニラビーンズなど入れず、たまごが活かされるレシピで作ってきました。価格もなるべく皆さんの負担にならない価格でと思って160円にしました。

それでも、最初は1日15個作って2、3個売れるぐらいで、おいしくないのかな〜、高いのかな〜といろいろ悩みながら、でも自 分がおいしいと思ったのだからこれでいく!と作り続けてきました。

ありがたいことに少しずつ買っていただけるようになり、逆に売り切れて申し訳ない日もあります。なるべく同じ価格でとがんばってきましたが、ここ数年材料費が 上がって今の価格での販売が難しくなってきました。

大変心苦しいのですが、値上げします。160円→200円にします。 これからもがんばっておいしいプリンをお届けしていきますので、ご理解のほどよろしくお願いします。

農場日々のこと

この時期農場の庭には、「立金花(リュウキンカ)」という黄色いかわいい花がたくさん咲きます。 今年は昨年より寒い日が多いためか、これからが見ごろのようです。

しっかりした肉厚の濃い緑の葉っぱに、鮮やかな黄色がよく映えて、見ていると明るい気持ちになります。こぼれ種で増えるようで、毎年、こんなところ にも咲いてる!と驚くことが多いです。

このかわいいリュウキンカの花言葉は「必ず来る幸福」 だそうです。素敵な花言葉ですね!

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