先日、農場のカフェコーナーにある本の中に、2016年10月発行の「わかさ」という健康雑 誌を見つけました。1冊丸ごと、たまご特集でした。

たまごの効能がありとあらゆる項目で書かれていて、確かに完全栄養食と言われているたまごなので、いろいろな健康効果があるのでしょうが、こんなに⁉とちょっと眉唾物だな～と思いながら見ていました。

その中 にちょっと気になる目次がありました。「肌や体型など、見た目も血管年齢も実年齢よりずっと若いと、いつも驚かれる私の秘密は一日三個以上のたまご」

パラパラとそのページ を開くと、53歳のイケメン男性の写真が。女性が出てきたら「どうせ美容にたくさんお金をかけてるんでしょ！」と読みもしないのですが、イケメンにひかれて「なになに・・」と読んでしまいました。（笑）

栄養科学博士のオーガスト・ハーゲスハイマーさんは20〜30代のころは体にいいといわれる43種類のサプリを数回に分け毎日飲み、1時間半の筋トレをしていたそうです。

半面、夜は大量の焼肉を食べビールを飲み、糖質過多の食事だったため、 疲れやすくイライラしやすかったそうです。それでこのままではいけないと、栄養学を再度 学びなおし食生活を変えていったというのです。

「老化を遅らせるためには、さまざまな栄 養成分をサプリメントでバラバラとるのではなく、一度の食事でバランスよく取ることが 大事だ」ということで、それが「たまご」というのです。

たまごの優秀さを知って、一日３個 以上食べるようにしたそうで、おかげで肌も若々しく保たれ若々しくいられるのだそうで す。ちょっと調べてみたら、ほかのインタビューでもゆで卵をおすすめされていました。

農場に来られるお客様と話をしていて、「ゆでたまごをたくさんゆでておいて、おやつ 代わりに家族みんなで食べるんですよ」とお聞きします。

スナック菓子を食べるより身体にいいですよね。夏バテの栄養補給にもよさそうです。

農場に来られた際にはこの「わかさ」を読んでみてください！24ページです。よし！私も たまごをたくさん食べようと思うこと間違いなしです！

暑くて心配！夏のにわとりさんの様子

今年も暑い夏です！この時期はお客様に「にわとりさんたちは大丈夫？」 と心配していただきます。・・・本当にありがたいです。

にわとりさんたちは暑 さが苦手です。なので、にわとりさんたちが暑い夏でも気持ちよく過ごせる ように、おいしいたまごを産んでくれるように、いろいろな工夫をしています。

工夫その１ 鶏舎内の温度を下げるために、大きな扇風機で風を送る

農場の周りは水田が広がっています。水田を渡って吹く風は涼しく、竹林を通って 鶏舎の中に入ります。とても気持ちのいい風です。

工夫その2 ミストでひんやり

鶏舎内には細霧機が取り付けられていて、冷たい地下水を細霧にしてにわとりさ んたちに当てています。クーラーが入っているのかしらと思うほどひんやり！

工夫その3 涼しい時間にえさを食べさせる

いつもは9時ごろあげるえさを5時にあげます。朝の涼しい時間なのでにわとりさんたちもしっかりえさが食べられます！

工夫その4 いつも以上に栄養満点のえさを与えます

にわとりさんが元気に過ごせるようよう、ビタミンやミネラルをいつもよりたっぷり食べさせています。

工夫その5 屋根に冷たい水を撒きます

これは効果抜群！外の気温より5度ほど低くなります！ そして一番大事なのは愛情!しゃべらないにわとりさん様子をしっかり見るには愛情がないとできません!

暑さの中、にわとりさんもたくさんの水を飲むので、夏たまごはちょっと白身がさらっとしていたり、殻がいつもより柔らかかったり、小さいたまごが多かったりします。

そんなたまごに出会ったら、にわとりさんも頑張ってたまごを産んでるなと思ってあげてください。スタッフとにわとり一同暑さに負けずおいしいたまごを生産できるようがんばります!!

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農場日々のこと

緒方エッグファームのカフェスペースには小さな絵本図書館があります。地域の読み聞かせの活動をしている方々と作りました。

コロナが広まって以来、小学校に読み聞かせにも行けなくなりました。農場でのお話会やワークショップもできなくなりました。・・・

そんな中でも何かできないかと、みんな で話し合って絵本の世界を体感してもらおうと、「ぐりとぐら のかすてら」を作ることにしました。

「ぐりとぐら」を読んだことがある方は絶対「食べたーい」と思ったはずです！